栃木LAN配線・電話工事ブログ
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スマートフォン(スマホ)の充電ポートには、これまでLightningやmicroUSBなど複数の規格が存在しました。そのため、オフィスでの充電用ケーブルも種類が多く、「どの機器にどのケーブルを使うのか分かりにくい」という問題がありました。
しかし近年、スマホの充電ポートはUSB-C(USBType-C)に統一されつつあります。その背景には、欧州連合(EU)が環境保護の観点から充電ポートの規格統一を義務化したことがあります。スマホだけでなく、ノートパソコンや周辺機器でもUSB-C採用が拡大しています。
USB-Cとは?主な特徴
USB-C(USBType-C)は、USB3.1で定められた新しいコネクタ規格です。次のような優れた特徴があります。
・急速充電対応(USBPD:PowerDelivery規格)
・高速データ転送が可能(最大10Gbps以上)
・映像出力にも対応(オルタネートモード対応時)
つまり、USB-Cは電力供給・データ通信・映像伝送を1本のケーブルで行える規格です。従来のUSB-A(プリンタやUSBメモリ用)やHDMI(映像出力用)をまとめて置き換えるポテンシャルを持っています。
USB-Cのデザイン的特徴
USB-Cコネクタは、上下・左右の区別がないリバーシブル設計です。従来のUSBケーブルのように「差し込み向きを確認する」必要がありません。
また、ホスト(パソコン側)とデバイス(周辺機器側)の形状が同じであるため、接続の自由度も高くなっています。ただし、一部のケーブルには古いUSB2.0形状の端子が混在している場合があるため、購入時の仕様確認が必要です。
USB-Cの注意点:映像伝送は全ケーブルが対応しているわけではない
USB-Cは「急速充電・高速通信・映像伝送」に対応していますが、すべてのUSB-Cケーブルが映像対応しているわけではありません。映像出力に対応するのは「オルタネートモード(AlternateMode)」を備えたケーブルだけです。
HDMIケーブルの代わりにモニターやプロジェクターへ映像を出力したい場合は、
・DisplayPort Alternate Mode対応
・HDMI変換対応
などの明記があるケーブルを選ぶようにしましょう。
また、USB PD(PowerDelivery)対応であれば、より高速な充電が可能になります。
これらの対応有無は、ケーブルや機器購入前に必ずチェックしておきましょう。
まとめ:USB-C統一でオフィスのケーブル環境もシンプルに
USB-Cの普及により、オフィス内で必要な充電ケーブルの種類は大幅に減少します。スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、モニターなどが共通のケーブルで接続できるようになることで、以下のメリットが期待できます。
・ケーブルの管理が容易になる
・機器の接続トラブルが減る
・デスク周りがすっきりする
今後、オフィスの配線計画や充電ステーション整備を行う際には、USB-C対応機器を前提とした環境整備を検討してみましょう。
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