栃木LAN配線・電話工事ブログ
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オフィスの防災・減災対策は、従業員の安全確保だけでなく、災害発生後の速やかな事業再開(BCP)にも直結する重要な取り組みです。その中でも、避難経路や避難口を明確に示す誘導灯の設置は欠かせません。
誘導灯は、停電時でも点灯できるように非常用電源で作動する仕組みとなっており、その非常電源が正常に機能することも求められます。
オフィス移転やレイアウト変更時にパーテーション工事などを行った場合は、新しい導線が基準に適合しているか、誘導灯の位置が適切かを再確認することが重要です。
誘導灯の種類と役割
誘導灯は、主に次の2種類に分類されます。
・常夜灯型(常時点灯型)
平常時から点灯しており、停電時でも一定時間は明るさを保ちます。常に避難経路を示せるため、安全性を高める効果があります。
・非常灯型(非常時点灯型)
停電や火災報知器の作動などにより、自動的に点灯するタイプです。
誘導灯の設置基準(消防法)
誘導灯の設置は消防法(施行令・施行規則)によって厳格に基準が定められています。細かな規定が多いためここでは割愛しますが、
表示面の寸法
明るさ(輝度)
設置する高さ・位置
誘導灯を遮る照明・什器・掲示物の禁止
などが挙げられます。
また、条件によっては設置が免除されるケースもあるため、避難経路を示したいだけの場合はサイン(ピクト)で代替することもあります。
いずれにしても、経営者の判断で自由に設置・撤去を決めるものではなく、必ず専門家による確認が必要です。
誘導灯を設置すべきポイント(優先順位)
誘導灯は「計画的な設置」が求められます。特に以下は重要なポイントです。
・避難経路の曲がり角・分岐点
視認性を高め、直感的に避難方向を判断できるようにします。
・最終避難口(出口)
最も重要な位置で、避難行動の最終目的地を示します。
設置時に考慮すべきポイント
誘導灯は基準を満たすことが前提ですが、以下の点も見落としてはなりません。
・内装との調和
近年は薄型・スタイリッシュなデザインの誘導灯も多く、オフィスデザインを損なわない製品が選べます。
・メンテナンス性
誘導灯は安全性に直結するため、
定期点検
バッテリー交換
清掃や表示面の確認
など、社内での維持管理体制を整えることが重要です。
まとめ
オフィスの防災対策は、従業員の命を守り、事業継続性を高めるための最重要項目です。誘導灯はその中心的な設備であり、移転・レイアウト変更時には専門家による点検と適切な設置計画が欠かせません。
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