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USB Type-Cは、デジタル機器で広範に使われているコネクタ規格です。USBメモリ、スマートフォン・タブレットなどの充電やモニタ、外付けHDD、モバイルバッテリのケーブルなどで使われています。

特徴は、以前のUSB-Aなどとは異なり、平たいリバーシブルデザインになっており、差し込む上で上下の区別はありません。また、USB3.1に対応していればデータの転送速度も速く、急速充電もできます。

ただし、外観は同じUSB Type-Cであっても、使える機能には違いがあります。

まず、ケーブル転送規格がUSB2.0にとどまり、データ転送速度が遅いものがあります。Thunderbolt（サンダーボルト）というデータ転送用の機能を搭載したものもあります。ただ、これらは最近では見かけなくなっています。

通信速度は上記以外では、USB 3.1 Gen 1、同Gen 2があります。Gen 2は10Gbpsの超高速です。

給電規格も、60Wと100Wの複数があります。ノートパソコンやモバイルバッテリのような大きめの機器への充電には、100W規格でないと力不足です。

ですから、USB Type-C対応のケーブルなどを購入する際には、事前に技術仕様を確認することが大切です。取り出してしまうと分からなくなることがあるので、購入前の確認が肝心です。

今後のオフィス機器の配線の多くが、USB Type-Cに統一される可能性が高くなっています。USB Type-Cの複数種類を理解すれば、オフィスの配線整理に役立つことでしょう。

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