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オフィスの立地などによって、LANケーブルを屋外に配線する必要性が生じたらどうでしょうか。室内であっても、一日中、直射日光があたるような厳しい環境では、一般のLANケーブルで十分でしょうか。

これに対する回答が、屋外用LANケーブルです。特徴は、ケーブル内が二重被膜構造になっているので、雨風にも強く劣化しにくくなっています。室内で直射日光対策で使用するなら、これで十分すぎるでしょう。屋外で室内用LANケーブルを使用すると、雨水や衝撃などで劣化し、信号が伝送できなくなるなどの事故が発生しやすくなります。

それでも、屋外で長期に配線する場合は、カバーなどで保護し、直接に露出しないように配慮することは必要です。屋外用のカバーは、ゴム製やビニール製などが一般的です。カバーの接合部分は防水テープを巻くなどして、雨水が侵入しないようにします。

屋外から室内に入れる際は、エアコンの穴を活用するのが有効です。この場合、施工後にきちんとパテで埋めます。窓などの隙間から取り入れることも可能です。この場合、薄型ケーブルを使用することがあるかと思います。薄型であっても、「屋外用」を使用することが肝心です。室内用の薄型は、衝撃に対する耐性が劣る製品があるからです。

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